臼杵市議会議員 大分県人権啓発講師 女性議員の会副代表

市民活動

うすき女性防災士連絡協議会 防災研修

10月8日 うすき女性防災士連絡協議会の研修会でした。講師は、会の初代会長(2014〜2018年)で大分県防災アドバイザーでもある野上美智子さん。長年、防災に携わってきた知識や体験など中身の濃い話しがいっぱい詰まっていました。
「防災」って知識や技術はもちろん、そのほか歴史や地質学、土木、衣食住、地域づくり…いろんな面からみんなで考えることが大切だなぁ、とあらためて実感しました。
印象に残った話の一つは、やはり「逃げる」ことがとても大事だということ。野上さんも携わったという県の土砂災害に関する避難促進検討会議の中で、中津、日田、津久見などの被災した地域の方々2000人にアンケートをとり分析したところ、
Q.何が避難を促進するのか?
の問いに1番多かったのが、
A.区長や民生委員他近所の人が「一緒に行こう」と声をかけてくれたこと.だそうです。
行政やメディアよりもやはり家族やご近所なんですよね、という話しでした。それはいざ、というときに急にできることではなく日ごろの暮らしからですよね。
防災をかんがえることは『命の大切さ』や『どう生きるのか』を考えることでもあると野上さんは教えてくれたような気がします。ありがとうございました。