- 女性議員ネットワーク
女性議員ネットワーク 発足について
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※令和6年8月23日 大分合同新聞朝刊 20面 この記事・写真等は大分合同新聞の許諾を得て掲載しています。
下記は私が最初に県内の新人議員15人ほどに送った手紙の内容です。
こんにちは。 毎日の活動お疲れ様です。このメッセージは党派に関係なく、市議会議員1年生で私の知っている女性議員に送らせていただいています。
古い慣習がはびこる議会に飛び込んで思い悩みながらも精一杯活動していることでしょう。
「頑張ってるよね、私たち」とまずはお互いをねぎらいましょう(笑)。
大変な選挙を何とかくぐり抜けて議席を得ました。
「議員になってしまえばこっちのもの、ベテランも新人もない」と思いきや、男性社会っぽい縦の序列や、わけのわからない会派主導の議会運営に違和感や動きづらさを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?私の場合はそうです。
3年経ち、なんとなくベテラン議員の言うことや慣習をそのまま受け入れたり、「和が大切」と自分に言い訳しながら無難な感じに主張をおさめたりしていることに気づいて、最近少し焦っています。
時代は大きく変わっているのに相変わらず年配男性が主になっている議会。
これからの時代を担う若者世代や、生活や子育てに1番近いところにいる女性が、議論の場から取り残されていることに危機感を感じていて言いたいこといっぱいあったはずなのに、人間って楽なほうに流されるので、いつの間にか少しずつ自分自身の軸がずれていってるのかもしれない、と不安に感じています。
そこで、仲間が必要だと考えました。 1年生女性議員でゆるくネットワークを作りませんか?
目的は精神的に支え合うことと、議員としてブラッシュアップして実力をつけること。
みんなで悩みを出し合ったり、議会の問題点を出し合ったり、地域の様々な課題について勉強会をしたりしたいと思っています。
6月議会が落ち着いた頃(コロナの様子を見ながら)集まる場を持ちましょう。
縦ではなく横につながりたいので、役員なども決めず、自分の都合に合わせて参加できる会にしたいと思います。
参加を希望する方には、集まりの日時を案内するので教えてください。希望されない方はスルーしてくださって結構です。
これからもお互いに自分らしくがんばりましょう。
2021年6月 臼杵市議会議員 匹田久美子