- 市民活動
臼杵祇園祭 ぎょんさま
2018 臼杵祇園まつり
ことしもまちから災いが祓われました。
平穏な日々が続きますように、と願いを込めて、御神幸行列がつづきました
たくさんの人がそれぞれにできることでまつりにご奉仕します
尊いなあ・・・
まつりを継ぐ・・・時代がすごい速度で動いているからこそ。
これまでにないスピードで進んでいく日常が不安でたまらず、何が「本当に大切なもの」なのかがよくわからない。
でも
「ぎょんさま」は400年ちかくもこの場所で繰り広げられてきた。変わらずに。ほとんど変わらずに。
そのことをおもうと「拠り所がここにある!」というような・・・頼もしい、心強い気持ちになったりもする
祇園祭はもともと、本格的な夏を前に「まちに伝染病が流行らぬように」とか「台風などで風水害が起きませんように」となど暮らしの安全を祈願したものです
人が生きていく営みには、時代を超えて地域を超えて、普遍なものがあると思うのです。それはたとえば・・・
●家族の健康や社会の安泰を願うきもち。
●エネルギーを発散させて生を充満させたい欲求。
●己の幸せを求めて今日を生きていくこと。
etc・・・それが続いて続いて続いて続いて続いて
【今年の祭り】がある
そんな大きな流れの中にあってもやはり、1人1人の人生の目的は、自分らしさ(自分自身のしあわせ)を見つけること。自分らしさを表現しながらコミュニティの中で生きること
だから毎年、参加する2000人がそれぞれの思いで その年のまつり を創る
【今年の祇園祭り】がみられるのは今年だけ・・・
そんなことをしみじみかんがえて胸がぎゅっとなるのは、今年のまつりに、玉井重美先生がいないからかもしれません
それと50歳を過ぎた年齢のせいか。
75年以上もぎょん様に奉仕してきた玉井先生、
先生が空の上から見守ってくれたおかげで今年も祭りが無事に紡がれていきましたよ