- 市議会議員
「二地域居住」の推進 臼杵市議会一般質問
2025年3月議会の一般質問、二つめは「二地域居住」の推進について
質問…
地域居住とは、その名の通り生活拠点を2か所もつ暮らしのことです。
国においても、人口減少が進み住民の生活環境を維持するのが難しくなる恐れから、地域に人の流れを作り拡大することが課題だということで、二地域居住を後押しする「改正広域的地域活性化基盤整備法」いわゆる二地域居住促進法を2023年11月に施行しました。※令和4年に実施された国土交通省のアンケート調査によると、「条件が許せば二地域居住を行いたい」と答えた関心層が3割近くあり。特に20代などの若い世代で高くなっている。
人口減が全国で進むなか定住人口を増やすことには限界があり、せめて交流人口が増えれば、地域の担い手を補える、経済的な効果をもたらす、地域の魅力や課題を見つけやすくなる、など本市の持続可能性に力を与えます。
これまで力を入れてきた移住施策をさらに多面的に発展させてほしい。
お答え…
コロナ禍以降リモートワークが普及したことなどにより多様なライフスタイルが可能になり、自然に恵まれた地域での暮らしや新たな出会いや暮らしを求め、都市部と地方に同時に生活拠点を持つ「二地域居住」への関心が高まっています。
本市の移住施策は特に若年・子育て世帯にきめ細かく支援を行い就学前児童の増加に寄与している。ここ10年で970世帯、2166人※2025年2月時点が本市に移住している。
加えて二地域居住促進のためには、空き家の利用条件の緩和や、移住者と地域とのミスマッチが起きないような細かな情報提供、移住モニターや移住お試しハウスの利用、先輩移住者である移住サポーターの協力など、一層ていねいな伴走体制が必要になると思っている。
地域振興協議会などにも説明会を行い多様なライフスタイルへの理解や寛容性をはぐくみながら、国や県の動向も注視し好機を逃すことなく二地域居住の促進を検討していきたい。(地域力創生課長より)
開始後17分くらいから質問に入ります⇩