- 市議会議員
第2回 臼杵市公立学校のあり方に関する基本計画(案)に係る地域説明会
4/28 野津公民館で「第2回 臼杵市公立学校のあり方に関する基本計画(案)に係る地域説明会」が開催されました。
1回目の説明では、(知識・技能…情報を処理する力と同時に、これからの予測不可能な社会においては思考・判断・表現力・情報を分析する力…コミュニケーション・プレゼンテーション力といった非認知能力(社会性)を育てる必要があるとして)複式学級の解消をめざし、川登小学校 南野津小学校、野津小学校が統合することの案が出されたものの、川登地区においては保護者の理解が得られていないので統合は延期。川登小学校のこれからについては検討をつづけていく、という説明がされました。
参加者のおひとりから、小中一貫校についての市の考え方が問われ、丁寧な答えがありました。
小中一貫について、ソフト面は着実に進めている。『めざす子どもの姿』を模索して小中学生の間につけたい力を定め統一して指導している。保護者に向けても『家庭教育の手引き』を示し、小中一体教育ができている。
ハード面(校舎の一体化や隣接)については、これからさまざまな意見をもらいながら検討していく。ひとつの学校を建てると30〜40年以上はそこにあり続ける。建てるのには数十億円かかる。
【昨年の野津地域の新生児は6人】という現状を冷静に認識しこれからの動向も予想しながら慎重に考える必要がある。
小中学中一貫校の設置については「公立学校のあり方検討委員会」において具体的な検討に着手します。
という、お答えでした。
参加者からは、「令和2年から検討していたのだから、もっと早く広く地域や保護者に伝えるべきだったのでは?」という苦言もありながら、「未来に向けて、行政、地域、保護者で『より良い学校のあり方』について認識や思いを共有していきましょう」と前向きな締めくくりがあり。
対話の場は大切。
※これからの説明会の予定は以下。すべて18時半〜。
4/30佐志生小(佐志生地区農村環境改善センター)
5/1下ノ江小(下ノ江コミュニティセンター)
5/7上北小(上北コミュニティセンター)
5/26下北小(下北コミュニティセンター)