- 市民活動
臼杵平和コンサート つむぐ
実行委員として平和をテーマにしたコンサートを『つむぐ』を開催。
高校生平和大使が思いを語ったあと、「みかんとかぼす」による朗読劇が、保戸島空襲を伝えました。突然の爆撃、子どもの悲鳴、親が我が子の手や足を拾いあげる場面…。胸が潰れてしまいそうな臨場感でつらくてつらくて…。だけど決して埋もれさせてはいけないできごとです。
エンディングは、やなせたかしさん作詞の「手のひらを太陽に」をstory tellerと共に会場の人たちが歌い、足立弓子モダンダンススタジオのみんなが踊りました。
[ミミズだってオケラだってアメンボだってみんなみんな生きているんだ、ともだちなんだ🎵]というこの歌にこれまでは何の思い入れもありませんでした。だってミミズやオケラやアメンボって…感情移入がむずかしいし。オケラってどんな生き物かよくわからんし。
だけど今日初めてその素晴らしさを実感した。やなせたかしさんは、戦争での悪夢のような経験や絶望を経て、どんななかでも希望を見出すことや『生きていること』の大切さを知っていました。
だからこそ、悲しんだりうれしがったり歌ったりしながらまわりの命と共鳴して生きるっていうこの歌が生まれたんやなあ…しみじみ…
ひとつひとつのかけがえのない命が尊重される世界がつづきますように