- 人権講師
自治労県本部の学習会で「女性の人権」「ジェンダー平等」
自治労県本部の学習会で「女性の人権」「ジェンダー平等」について話しさせていただきました。
私は、自分が「母と同じ性別」だと理解した時からずっと、(女性であるがゆえに)「相手に命令されたり行動制限されるのは仕方がない」「自由に物事を決めたりのびのびと振る舞うより先に相手の機嫌をうかがわなければならない」という思いがありました。
そして今でも、男らしい/女らしい というステレオタイプの壁に阻まれている気がすることがあります。他人に作られた壁と言うよりは、自分で自分の枠を決めつけて自ら窮屈になっていると感じることもあります。だから、『性は多様』という理解は、私も含めたくさんの人を楽にすると思うのです。
「女だから(男だから)こうなくてはならない」という呪いはまだあちこちにありますが、そんな呪縛から解放されている人も増えています。
『多様であることが前提』の[居場所]があちこちにある地域をめざしたいものです。
ジェンダーギャップの現状とともにそんな思いも話させてもらって私にとってはとてもありがたい機会でした。