- 人権講師
平和祈念の集い2025 徳田靖之さんとともに
8/15に毎年行っている平和祈念の集まり。平和を考えたい。「平和祈念の集い2025〜茶色の朝を迎えないために」
8月15日(金)午前10時〜正午まで
(三重総合高校演劇部による朗読、徳田弁護士の講演「戦争と人権と日本国憲法」、アニメ「戦争の作り方」上映)
https://youtu.be/cUGu73hnjdY?si=DH6nr1lQ61Zu5ei1
三重総合高校演劇部の朗読『茶色の朝』…主人公「俺」のごく普通の日常が少しずつ茶色に染まっていく。茶色の犬しか飼ってはいけない、単語や言葉に“茶色”をつける等、急速に茶色の社会に染まっていく中、やがて、「俺」たちは、「茶色に守られた安心、それも悪くない」と順応していく…その先にあるのは…という寓話。
自己保身のために多数派に流され思考停止し、そんな自分を理由をつけては正当化する、という過程については「あっ私もやってるな💦」と気づいてなんとも言えない重たい気持ちになる。
次の徳田靖之弁護士の講演は、戦争の愚かさと平和の大切さを自分の生い立ちから話してくださり、後半は会場のみんなで意見交換をしました。
私たちは80年前、太平洋戦争の尊い犠牲の上に「二度とこのような愚かな行い(戦争)はしない」と誓ったのです。それはふだんから、戦争の元となる貧困や差別と戦い『戦争をしない豊かな国を作る』という誓いです。
さいごに全員で黙祷を捧げ、日本国憲法前文をよみあげて会を閉じました。
[多数派でなくても構わないと覚悟をきめること][やり過ごさずに考えつづけること]今日わたしが自分に言い含めたことはこの2つです。
世界で(もちろん日本でも)分断が広がっています。多様性を認めない社会へと傾けば、私たちがいま持っている「自分の心と身体を守り自分らしく生きる権利」やその機会がいつ奪われてもおかしくありません。みんなで考えましょう、平和の意味。