- 人権講師
徳田靖之弁護士50周年記念講演会 『伝えたい想い いのち・くらし・人権』
「徳田さんへの尊敬の念」を共通項に集まった人たち。
1200人のホ-ルは満杯。熱気に満ちる。
「夜眠るときに高校生の男子は何を考える?好きな子のこと?将来の夢?
ぼくが考えるのは[このまま目を覚まさなかったらどうしよう]ということ。だから朝が来るとほっとして学校に行く。身体がつらくて保健室で寝てばかりだけど学校に通います。それがぼくの『輝いて生きる』ということだから」←非加熱製剤で薬害エイズ患者となって亡くなった16歳の少年。
「わたしを女として見たことがありますか?わたしは生まれてからずっと、ヒトである前に、オンナである前に、ショウガイシャでした」と徳田さんに言った女性。
「子どもより1日でもいいから長生きしたい」と願う、障がいのある子どものお母さん。
どれも尊いことばです。
一方で、温泉宿泊拒否されたことに抗議したハンセン病の人たちに「身の程知らず」(これ以上の汚いことばは書きたくない)と投げつけたことばや真に愛し合っていた夫婦に堕胎を強いた優生保護法の 恐ろしさ。
一番覚えておこうと思った徳田さんのことばは
『人間は生きていく営みのなかで過ちを犯す。過ちを見つめればやり直すことができる。恐れる必要はない』