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臼杵市内から公立幼稚園がなくなった

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先月末で野津幼稚園が閉じられ、「立ち入り禁止」の園舎や遊具がさびしそうでした。

この閉園で、臼杵市内の市立幼稚園はなくなりました。

臼杵市議会3月定例会で「臼杵市立幼稚園の設置に関する条例の廃止について」が可決されました。

野津幼稚園は、小学校に併設していて、5歳児対象の1年保育を行っていました。園児数は平成25年度29人でしたが減少しつづけ、令和4年度の園児は6名。令和5年度は入園希望が開園基準(5名)に満たなかったため休園となっていました。令和6年度の園児募集には問い合わせ1件(入園希望者ゼロ)であったため閉園となりました。

野津地域の5歳児は、54人(平成25年)→39人(令和1年)→22人(令和5年)と減っており、令和10年には19人となる見込みです。野津地域には現在、私立2園があり、地域の幼児教育は主にそこで行われています。

教育民生委員会のなかで、「子どもの保育についての選択肢は多い方がいいのではないか」という議員の意見もありました。しかし公立幼稚園の閉鎖は全国で増えておりやむを得ないと考えるしかないようです。

背景としては、2019年10月に始まった幼児教育・保育の無償化で、私立と公立を比べたときに家計の負担の差が小さくなったこと。加えて、私立幼稚園が、保育所機能も備えた認定こども園への移行で長時間の預かり保育などのサービスを展開していることや給食があることが共働き世帯のニーズを満たしているということ、などがあります。
時代の流れということでしょうかね…

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