9月7日「臼杵食楽アンバサダー養成講座」の3回目を受講しました。
タイトルは「世界の創造都市』。
食文化創造都市の好事例の一つとして、
パルマ(イタリア)の歴史的・地理的背景や取り組みが紹介されました。
ポイントは、伝統・イノベーション・地球や社会への優しさ。
ここでいう「伝統」は単なる習慣ではない。
新たな付加価値を地域の人が認めて社会に浸透していくことで伝統に変わっていったもの、と。
なるほど!
伝統と革新の二本柱と、その継承や進化を図る基盤としての人材育成や研究が地域に存在することが大切ということなのですね。
臼杵にしかないもの = 地域のアイデンティティを探していきましょう。
「伝統」とは「結晶」や「凍結」ではなく、地域資源とともに未来へ歩んでいくことだから。
臼杵の食文化の強み(特徴)は、
- 400年以上続く発酵・醸造文化
- 環境に配慮した循環型の有機農業
- 質素倹約(江戸時代からのSDGs)な郷土料理
いうまでもなくこれらはわたしたちの宝物で、次世代へと繋いでいくうちにさらに光を増すものなのでしょう。
[以下は気になったワ-ドのメモ]
- 経済成長に必要とされるのは、技術・文化・寛容性。特に異質な文化を許容する寛容性こそがイノベーションを活性化し、地域の創造力を高める。
- 食は観光のキラーコンテンツ
ミシュラン三つ星の定義は「そのために旅行する価値のある卓越した料理」。 - 創造都市とは、市民の自由な創造活動に基づく。
文化と産業における創造性に富む。
脱大量生産の革新的で柔軟な都市経済システムを備える。
グローバルな環境問題やローカルな地域社会の課題に対して創造的問題解決を行えるような『創造の場』に富んだ都市。