「うすきの道をかんがえる女性の会」発足
昨年9月に「うすきの道をかんがえる女性の会」が発足しました。
「道」というのはわたしたちの日々の暮らしに欠かせない共有の財産であるにも関わらず、今までふかく考えたことがありませんでした。議員になり道についての質問や要望など聞くにつけ、何も知らないことを恥じると同時に、学びあうことの必要性とそこに生活の視点(女性の視点)※その二つは決してイコールではありませんが を入れていくことの必要性を感じました。
「うすきの道をかんがえる女性の会」~これからのうすきの道について市民レベルで夢を語ろう~
12月に、臼杵市中央公民館で2回目の会が開かれました。
1部では、日本風景街道「別府湾岸国東半島海べの道」事務局長の加藤千明さんが「守りたい臼杵の道」と題しお話し。その中で、臼杵の町の風情を「静かで温かい寧日の町」と表現していただき、日常に息づいている、暮らしと密着した道の価値を改めて感じました。
2部では、グループワーク言いたい放題として「私が望む臼杵の道」について自由に意見を出してもらいました。
・江戸時代から続く道なりを変えないでほしい、静かで落ち着きのある町並みを守ってほしい
・子どもやお年寄りが安心して歩けるまち(みち)であってほしい
・災害時に機能する道であってほしい
といった、伝統や安心安全を守りたいという意見。
・大分との距離が近くなればベッドタウンとして人口が増えるのでは?
・東九州道、中九州道をうまくつないで近隣県とアクセスできれば産業や文化交流の拠点となる
・市内の幹線道路や港からのアクセス道路はどうなっていくのか?
といった、これからの道路行政についての要望などがあり、特に2020年に1バース開港が決まっている臼杵港からのアクセスについてはそれぞれの立場から数多くの声が寄せられました。予想される車の流れの変化や交通量の増大にどう対応するのか・・・平成20年策定された「臼杵市都市計画マスタープラン」も見直しを図っており、臼杵のまちづくり(交通網整備)は重要な局面を迎えています。12月議会で中野市長も「早々に『交通ネットワークビジョン研究会』を立ち上げたい』とお話していました。
臼杵がこれからどんなまちであり続けたいのか?将来へのビジョンを描きながら学びを深めたくさんの市民で考え合っていきたいですね。