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第60回記念臼杵市秋の文化祭

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『臼杵市秋の文化祭』記念すべき60回目。

『60回記念公演臼杵市秋の文化祭』10月20日(土)21日(日)の二日間、臼杵市民会館で行われました。臼杵市文化連盟加盟のおよそ30団体が参加しての合同発表・展示会です。60年という月日を重ね「文化の実り」をつなげてきたなんてすごいです。進行役として携わらせていただいたことに感謝。

ステ-ジは真摯に表現する喜びに満ちて会場のみなさんにもエネルギーが届いたはず。

自分の感性やスキルを磨いて表現したい、というのはヒトの根源的な欲求で、それは観てくれるヒトがいてこそ成り立ちます。東京や海外?からきた一流といわれるものの芸術鑑賞はもちろんすばらしいけど、いつも接している身近な人が何かしらの表現活動をしているのを観るのはそれはそれで大きな喜びと刺激。

こんな場が町のあちこちにあるって豊かなことだと思います。

特に感動してのはフィナーレ。「エコール・ド・バレエフルール」と「足立弓子モダンダンススタジオ」が主になり総勢70名もの子どもたちによるオリジナルコラボ作品[光 〜その命のままで〜]

祈る 創る 疾る 醸る 還る……人の一生に重ねたシ-ンが、音と光とダンスで展開します。めぐりめぐるもの・紡ぎ繋ぐもの…人として生きるということ…。

子どもたち一人ひとりの横顔を舞台の袖で見ながらこころが揺さぶられました。

もっともっと子どもたちの心と力を信じて表現させることって大事だし、それがコミュニケーションをはぐくむ力にも通じると改めて思いました。

暮らすことすべてが何らかの表現活動なのだとしたら・・・

社会性を身につける過程でまず、子どもたちが何に心を動かしているのか・・・子どもによりそいながら感じ取ってその心に沿うような表現を身につけさせてあげることが大切だと思います。

色や形、音との出会い・・・言葉や人との出会い・・・その中で感じたことを自分なりに表現すること。そして、表現で得た他者の反応によって、共感の喜びや、感性の高まりを実感すること。それがコミュニケーションの基(ストローク)となるのではないかな。

大切なのは「様々な出来事や人との出会いの場&表現の場を日常の中に作り出していくこと」

そんな場があれば子どもは生き生きと自分らしさを模索できる!もちろん大人や高齢者だってエネルギーを失うことなく元気に暮らせる!のではないでしょうか?

もちろん私自身も社会の中で何が表現できるのか・・・探し続けなければなりません。刺激や感動をたくさんもらった一日でした。

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