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臼杵山内流

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今年も遊泳所が開かれました

中津浦の鯉来ヶ浜で毎年開催される[臼杵山内流]

自然の海のなかで、江戸時代から200年近く続く古式泳法を学びます。

今年は7月22日から8月11日まで開かれ(途中台風予報で綱をあげたため3日間休み)91人の生徒が参加しました。

わたしはこの海から 心.技.体たくさんのことを教えてもらいました。時に優しく時に厳しく。ここに来ると今でも、大きく大きく包んでもらえてる気がします。ふぅ~って深呼吸する感じ。

  

チャレンジするこころはこの海で育まれた・・・ような気がする

この海は、私を育んでくれた大切なとこ。
小さなころから夏休みはずっとここ。雨が降ってても寒くても多少体調が悪くても毎日毎日およいだ。江戸時代(稲葉藩のころ)から臼杵に伝わる数十種類を超える泳法や技法の獲得のために・・・6キロ以上の遠泳、重い竿を持って泳ぐ物持ち泳法、こわいこわい飛び込み台、手足をしばって沖から頬り込まれる手絡め足絡めetc・・・。きつかったなぁ・・・本当はやめたかったのです・・・ほんとにイヤだった・・・でもおかげで指導者の資格を得て中学2年の夏からは小学生を教えることができて・・・「先生」って呼ばれてうれしくてすごくたのしかった。
周りの大人にたくさんのことを教えてもらったし自分に自信もついたし体力もついた。
今年山内流大会の日、小学生が半ベソかきながらも泳ぎきる姿を見て「この経験が将来の自分への自信になるよ。チャレンジするこころの基になるけんな!」と胸が熱くなりました。

遊泳所はたくさんの人によって支えられていることをあらためて実感。

今年の遊泳所開きはごみの片づけから始まりました。 水害のために、浜にはこれまで見たことがないほど多量のごみが打ち上げられており、地域の方々(朝の6時から片付けてくれていた)や市役所の有志(日曜日にも関らず多くの職員がかけつけた)のおかげで無事スタートできました。
私にすばらしい体験と思い出をくれた遊泳所は、たくさんの人たちのボランティアで成り立っていたのだなあ、と改めて実感しました。
いまさらながら・・・ありがとうございます。
海も伝統の泳法も先人から継がれた臼杵の宝物です。

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