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(6月議会の質問) 学校給食についてこだわってほしい!

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学校給食における「臼杵産野菜の使用率」について

親として子どもの健康的な成長は一番の願いであり給食の内容には大きな関心があります。成長期の子どもたちに豊かな食を提供するために、学校給食で使用する野菜などを地元の生産者が生産供給する「給食畑の野菜」という取組みがあり、そのこだわりはすばらしいと思っています。

臼杵市が目指す『有機の里づくり』のひとつに位置づけられているものでもあり、農業に対する理解、地元への愛着などを育むことができる。子育て世代が移住のポイントとしてあげるほど、充実した内容の臼杵市の学校給食の現在の品質を維持・向上してほしいという願いで質問しました。

Q,地元野菜使用率の目標値を平成31年度には50%としているが、ここ3年間は40パーセント前後で推移している。目標値達成のためにどのような対策を考えているのか?

 

A,使用率が制限される原因は調理時間にありました。給食に使うほんまもん野菜は当日分が早朝に納入され、洗浄、皮むき、カットなどの下処理が行うのですが、丁寧にやるには時間がかかります。そこで、H29年度からその一部を加工業者に発注することにしました。

この取り組みにより、不ぞろいの野菜や葉物なども扱えることで全体の使用量や品目も増えています。

使用率50%という目標の達成を目指します。

 

 

学校給食における「給食費の徴収方法」について

現在の徴収方法は、野津地域では基本的に口座引き落としであるのに対し、旧臼杵地域ではその徴収業務を教職員が担っています。臼杵地域の保護者の声としてはまず「子どもが多額の現金を扱うことへの不安」があげられます。また教職員の声としては「万が一なくした場合の対応、未納の保護者への連絡や督促などの徴収業務が、『児童生徒の指導』という本来の業務を圧迫して、精神的負担や長時間勤務の一因になっている」とお聞きします。そういった理由で、臼杵地域の給食センターでも銀行引き落としが望ましいと考え質問しました。

 

Q.学校給食費の徴収方法を市内全域で口座引き落としにする予定はありますか?

A文部科学省は2016年に通知を出して、給食費の徴収、管理は自治体の責任によることが望ましいとの考えを示し、今年度中に徴収方法のガイドラインを策定するとしている。野津地域と同じように臼杵地域でも口座引き落としに移行するための準備を進めている。

 

すでに学校(教職員)を介さない形の徴収方法を準備中だとのお答えです!

※現地点でも、竹田市、豊後大野市、玖珠町、九重町、がすでに給食費の徴収を公会計に移行しています。公会計化を機に、学校給食の費用も義務教育の一環と位置付け、少しずつでも市が負担する方向を模索していただきたいと願っています。学校給食に関しては継続してその取り組みを見守りたいとおもいます。

 

 

私は昨年まで臼杵ケーブルテレビの番組の中で5年間ほど、ほんまもん農産物の生産者さん(給食畑の野菜を育てている方々)にお話をうかがってきました。「大切に育てた野菜で臼杵の子どもたちを喜ばせたい!心身ともに元気に成長してもらいたい!」という願いで苦労をかってでてくださっている人ばかりです。

「給食畑の野菜」の理念を守り続けていくのは大変なことだと思いますが、臼杵の教育を考える上で決してはずしてほしくないものです。

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